2010年10月26日火曜日

「資産と環境の再生」に必要なソフトとは

「資産と環境の再生」は、FM(ファシリティマネジメント)の経営戦略ツールのひとつである。
資産をLCCコストに置き換え、環境負荷とファイナンス理論で、適切な資産再評価を行う。

キーワード:キャッシュフロー、LCCコスト及び期間、消費エネルギーによるCO2排出量、廃棄物によるリサイクル及びリサイクル、適切な資本コスト(WACC)

真のキャッシュフロー=(キャッシュフロー ー(LCCー環境負荷))÷(1+割引率)

1,キャッシュフローにLCC(環境負荷を配慮:エネルギー消費量及び廃棄物量)における修繕及び更新費用を相殺する。そのコストを適切な割引率によるDCF法で分析した事業収支が真のキャッシュフローと推定する。
2,環境負荷エネルギーの実態を可視化と実証検証により、真のLCCコストの算出を行う。

 建設から廃棄までの総コスト(LCC)は、建設初期投資15%に対して、運営維持管理費85%である。この運営維持管理費85%を20%削減すれば初期投資額が相殺される。この相殺される経営戦略ツールが、FM(Facility Management:ファシリティマネジメント)である。「資産と環境の再生」ミッションは、「カーボンオフセットを推進し、低炭素社会を確立する!」プロセスが、経営戦略としての施設管理で、先手の管理手法の予知保全が本来の姿である。

施設管理は、①資産の仕分け②償却資産の長寿命化③運用業者発注管理④LCCコストの修繕及び更新コストとキャッシュフローとを相殺しDCF法で分析等で、「資産と環境の再生」を行う。その再生4つのツール及び有効性を下記に述べる。

① 資産(家屋)と償却資産(生産設備機器)を適切に仕分する建物情報管理ソフト
② 償却資産の長寿命化、省エネ、環境負荷削減等のLCCコスト縮減ソフト
③ 資産管理発注業務ソフト
④ 資産の付加価値をDCF法で分析し、キャッシュフローのシミュレーションソフト

それぞれの有効性
①不動産取得税、固定資産税、償却資産の申告等税の適切な仕分と資産台帳管理
②エネルギーの可視化、Web上でのセンサーの遠隔操作による償却資産の長寿命化及び省エネ
③運用維持管理管理費の業者選定、償却資産の減損会計処理をWeb上で行う効率性
④LCCコストを修繕・更新で長期管理し、キャッシュフローとの相殺で、資産をDCF法で分析
①~④それぞれのデータの共有及び相乗効果により、FM(Facility Management:ファシリティマネジメント)におけるランニングコストを縮減する。

0 件のコメント: