2014年7月15日火曜日

新電力の経営戦略その1

 新電力の認可企業は、250社を超えたと言われている。しかし、実際の自治体への入札業務に参加している認可企業は10社もない。電力小売事業には、事業リスクがあります。①30分同時同量制度 ②インバランス料金 ③託送料金 ④競合業者との価格競争 ⑤電力調達リスク等が挙げられる。どれ一つがクリヤーできなくても、倒産する可能性がある。

 特に、一般電気じ業者への託送料金及びインバランス料金の高さが、ネックとなり、新電力の事業収支を悪化している。2016年からの発送電分離を目指し、新電力のシェアを伸ばしつつあるが、5%にも満たない状況である。今後、新電力として又アグリゲーターとしてのマネジメントが重要である。

 具体的に、①一般電気事業者からの供給 ②火力発電事業 ③発電燃料調達 ④発電事業者からの購入 ⑤環境負荷の少ない(CO2 ゼロ)電力の扱い高 ⑥卸電力取引市場 ⑦その他等のポートフォリオの組み合せ技術(アグリゲーターによる調達技術と組合せ)が、重要である。

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