2016年1月3日日曜日

BIMとFMの有効性について

BIMとFMの有効性について
 BIMとは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称でコンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程での情報を有効活用することで、プロジェクト経営の合理化を図る建設経営手法の一つである。
 FMとは、Facilities Management(ファシリティ マネジメント)の略称でアメリカで生まれた新しい経営管理方式で、企業、団体等が組織活動のために施設とその環境を総合的に企画管理活用する経営活動である。
 FMは、建築物をBIMにより情報共有する『可視化』により、維持管理業務を効率的に行う経営戦略でもある。
 建築物のイニシャルコストとランニングコストの比較は、概ね25:75と言われ、ランニングコストはイニシャルコストの約3倍と言われている。ランニングコスト維持管理費は、法令点検・定期点検保守費、清掃費、警備費、経常的修繕費等がある。
 


 



 

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